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Channel: mitakeつれづれなる抄
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ココイチで廃棄品不正転売の防止策と知事さんの評判

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 カレーハウスココ壱番屋での異物混入があったビーフカツの不正転売を受けて壱番屋は再発防止策を発表しました。
 その一方で、安易な発言で、愛知県知事が批判されているそうです。

 その前に、最初に弊ブログで横流しされたビーフカツが、津島市のスーパーで壱番屋のパート従業員の方が発見された時は、別包装に入っているかと解釈しましたが、実際には、壱番屋工場で生産され、各店舗に届ける用の包装のまま、スーパーの店頭に並んでいたそうで、それを見た壱番屋の従業員は、社内や厨房でしか見ないはずの製品がポップ看板を付けて売られていた、ということだったそうです。

壱番屋の再発防止策(PDF)
 ここに記されている通り、廃棄する場合は「包材から取り出して」というところ、包装のまま排出していたのですね。
 それを知らなかったものですので、他に転用出来ない様にしたらどう、のコメントに、毒を入れるなどできないですね、とコメント返信を書いてしまいました。

 確かに他に転用できない様にするには、製品としての体を為さねば良く、他の食材廃棄品とともに混ぜえてしまえば、他への転用はできず、堆肥に生まれ代えられます。これは、失礼しました。

 それと大村愛知県知事が、批判を受けているそうです。
→ライブドアニュース:カツ横流し事件、約一日で自らの手で全容解明 「これぞ神対応!」と壱番屋の株が急上昇

 この発言はTVニュースでも見聞きしましたが、「外食チェーン大手のココイチ、社会的責任は重い。二度と起きないよう検証し、反省してほしい」などと言っていました。
 私もあれあれ?と思いましたが、案の定、ネット上(2チャンネルか?)では、猛烈な批判があったそうです。
 まだどのようなルートなのか判明していなかった頃は、ニュースでもココイチを批判するようなニュアンスのコメントがあり、それをそのまま引き継いだような発言です。


 しかし、もう一つ大きな所で私が思うことです。
 ココイチからの食材廃棄、今回の問題となったのは異物混入ですが、その前から結構な量が廃棄品として稲沢の産廃業者に引き取ってもらっているそうです。
 つまりは作り過ぎなのでしょうね。
 お客様に、残念な想いをさせたくない、という所からでしょうけど、食材が売り切れで、食べられなくても私は残念に思うだけで、それ以上のものはありません。
 ココイチの他に、カレーのお店で松坂屋本店の中のカレーハウスへよく行くのですが、お昼過ぎのまだ早い時間で「何々は売り切れました」という案内をよく耳にします。
 ここでは季節のお野菜のカレーが美味しいのですが、これが良く売り切れるんです。
 毎日、お店で仕込んでいるのもあるのでしょうけど、売り切れということは食材の廃棄は出ないわけで、これが普通じゃないかな、と思います。

 消費者の側も、必ず手に入る体制を望むのも、どこか無理をさせるようで、考えモノです。

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