Quantcast
Channel: mitakeつれづれなる抄
Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

枡は益々ご繁盛・言葉遊びの粋

$
0
0
 京都新聞web版記事からです。看板の文字に「何々あり“□に/”」というような文字、いや文字と言えるか?が読めますか、という記事。
 “□に/”は、□の中に/を描いたもので、量を測る枡のこと。
 今のコンピュータの世界では、一応文字コードに入っていますが、環境依存なので、あまり使わない方がよく、私の文章では避けます。

 これが読めますか?っていうもの。時代劇の長屋で、「仕立物でき□/」のような書き方で出て来まして、「仕立物できます」という意味。
記事:「○○あり〼 」読めマスか 店先の記号、「増す」に通じ縁起物

 時代劇のテレビ、ナショナル劇場大岡越前を見ていますと、時々出てきまして、そこで意味を知った次第。
 日本人の粋ですね。
 「何々致します」を「何々致し枡」と縁起を担ぐ。
 枡には、益々ご繁盛の意味があるそうで、縁起物。
 ここから看板の言葉遊びにつながったものです、


 言葉遊びですと、私、良くやっています。
 何々は有りません、の不存在を示す場合、何々は有馬線、とか書いたりします。
 或は、お姉さんを尾根遺産と書いたりして、偶に指摘を受けます。あ、もちろんネット上のことです。
 さらに、このブログでも書いたことありますが、予定のスケジュールを「スケベジュール」とかやって、遊んでいます。
 言葉遊びができる、知恵と余裕と、粋の文化ですね。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

Trending Articles