今日の中日新聞朝刊記事からです。名古屋城の天守閣復元、2018年以降に、とのことです。
記事スキャナ
現在の天守閣は、太平洋戦争中、昭和20年5月14日の空襲で、本丸御殿と共に焼失してしまいましたが、空襲前の精巧な計測に基づき、寸分たがわず、昭和34年竣工の鉄筋コンクリート造りの天守閣が再建されました。
この昭和の天守閣が老朽化で、しかも耐震補強をせねばならず、国の特別史跡にある建造物なので、今や鉄筋コンクリート造りでの再建はできず、耐震補強で済ますか、純木造で再建するかになっています。
そこで耐震補強で40年間維持させた後、木造復元を行う場合と、早期の木造復元を行う場合とを比較し、「可能な限り、早期の木造復元を目指す」と結論付けたとのことです。
ただ木造で再建しようとすれば、現在は天守閣の前で本丸御殿の再建工事中なので、資材搬入路や工事足場の点で、本丸御殿完成の018年以降になるとのこと。
しかも、本丸御殿が出来る前に現在の天守閣が取り壊されれば、集客力に影響するということです。
そうか。木造復元となったわけですね。
それはそれで頼もしいですが、工事中は天守閣の姿が見えなくなります。
今の天守閣は、旅行者、特に外国からのお客さんに不評です。
姿は、お城ですが、鉄筋コンクリート造りで中はエレベータがあり、単なる博物館っぽい展示館。
昭和30年代の再建を急いだ時期と違い、本物志向の現代はちょっと無理な状況。
再建工事で暫く天守閣は見られなくなりますが、やがて本物が現れるので、その時を楽しみにしたいところです。
この姿はあと3年。
記事スキャナ
現在の天守閣は、太平洋戦争中、昭和20年5月14日の空襲で、本丸御殿と共に焼失してしまいましたが、空襲前の精巧な計測に基づき、寸分たがわず、昭和34年竣工の鉄筋コンクリート造りの天守閣が再建されました。
この昭和の天守閣が老朽化で、しかも耐震補強をせねばならず、国の特別史跡にある建造物なので、今や鉄筋コンクリート造りでの再建はできず、耐震補強で済ますか、純木造で再建するかになっています。
そこで耐震補強で40年間維持させた後、木造復元を行う場合と、早期の木造復元を行う場合とを比較し、「可能な限り、早期の木造復元を目指す」と結論付けたとのことです。
ただ木造で再建しようとすれば、現在は天守閣の前で本丸御殿の再建工事中なので、資材搬入路や工事足場の点で、本丸御殿完成の018年以降になるとのこと。
しかも、本丸御殿が出来る前に現在の天守閣が取り壊されれば、集客力に影響するということです。
そうか。木造復元となったわけですね。
それはそれで頼もしいですが、工事中は天守閣の姿が見えなくなります。
今の天守閣は、旅行者、特に外国からのお客さんに不評です。
姿は、お城ですが、鉄筋コンクリート造りで中はエレベータがあり、単なる博物館っぽい展示館。
昭和30年代の再建を急いだ時期と違い、本物志向の現代はちょっと無理な状況。
再建工事で暫く天守閣は見られなくなりますが、やがて本物が現れるので、その時を楽しみにしたいところです。
この姿はあと3年。