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Channel: mitakeつれづれなる抄
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岐阜県揖斐川町議会の選挙区が廃止へ

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 中日新聞朝刊、11月25日付34面記事からです。東海地方の地方議会で唯一、選挙区制をとっている岐阜県揖斐川町議会が2017年2月に予定されている次の町議選挙から選挙区制を廃し、全町一区になる見通し、とのことです。


 揖斐川町の議会選挙で選挙区がある話は、以前、弊ブログでも書きました。
 2012年4月12日記事:市町村の議員選挙・選挙区を設けてもいいのでは

 この際の記事は、揖斐川町は2005年1月、揖斐川町他六村が合体し新たに発足した町で、合併の際の特例で議員の身分をそのまま引き継ぐほか、旧町村の範囲を選挙区とする制度になりました。
 しかし、住民からこの選挙区を撤廃して全町一区で選挙を行うことを求める、の記事から、地方議会の選挙でも選挙区制度があってもいいのではないか?という趣旨の記事です。

 この揖斐川町、求めに対して、選挙区撤廃の決断に動いたのですね。


 地方議会(市町村の)は、その全域を一区として選挙を行うのが原則だそうです。
 これは、その市町村の一体を保つため、と伺ったことがあります。
 選挙区を設けると、その選挙区地域代表の意味合いが強くなり、地方自治体の議会としてはふさわしくない、という考えなのだそうです。

 しかし、自治体の範囲が広く、議員定数も多い自治体では、選挙を行うと、かなり多くの候補者の中から選ぶことになります。


 私の住む、愛知県一宮市。議会議員の定数は38人です。選挙があると、ざっと50人ほどの候補者があります。
 選挙ポスター掲示場は横にぐーーんと長い。誰が誰やらよう分からん。
 そんな思いの中、前記弊ブログ記事とした新聞記事を見て、地方自治体の議会でも選挙区を設けたらどない、という趣旨でしたし、今でもそう思っています。

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