中日新聞11月20日朝刊記事からです。JR東海は来春から、東海道新幹線の指定席車内改札を省略するとのことです。
旅客から、煩わしい、との意見のほか、乗車券類確認のための要員削減で、車内巡回に振り向ける、とのことです。
車掌が持つ、携帯端末で、座席の予約のほか、改札口の通過状況で、座席利用を正確に把握できるようになったため、とのことです。
今後は、予約が入っていない席に座っている旅客に、乗車券類の提示を求める車内改札を行う、ということです。
用語として、新聞記事や報道では「検札」としていますが、正しい用語としては「車内改札」ですので、弊ブログでは車内改札にしてあります。
私、新幹線の指定席なんて乗らないので、知らなかったですが、まだ車内改札省略になっていなかったのですね。
国鉄時代や、JR東海になってからでも、旅客輸送サービスの講演を聞いたことがありますが、「現在は(講演当時のことね)列車内改札で、正しい指定席券を持っているか確認しているが、やがて、発券データと、指定席券の自動改札対応で改札機通過データから、実際の座席利用状況を車掌端末に表示させ、車内改札を止める方向だ」という話を聞きました。
早ければ数年以内に実施するような勢いでしたが、やっとなのですね。
新幹線の自動改札は、特別急行券も改札しますので、座席情報データを送信しているはずです。
ところで、記事中で、特急券の指定された座席に座らず、自由席に乗っている旅客を発見した場合は、指定された席の返上を受け、その先の駅意向で発売できるようにする、ということですが、旅客営業規則上は、指定を受けた特別急行券は、その日付のその座席一回限り有効とあり、指定された座席に座らず、自由席に座られた場合は、その特急券の効力は無効(※)となります。
これは、十数分間隔で運転する新幹線故のことで、事前に指定を受けていても、早くに駅へ着いた場合は、指定された列車より先に発車する列車に乗られる方がいるそうで、そんな場合に指定された座席を有効に利用するために、車掌端末からマルス(座席予約販売システム)に戻すことです。
(※)指定席の特急券には自由席乗車の効力はありません。指定列車に乗り遅れた場合の後続列車の自由席乗車は、便宜措置。
前記、将来課題の講演では、指定席予約方法も見直す、とあり、特定の列車の特定の座席を決めるという硬直的な販売方法ではなく、時間帯の予約のみを受け付け、旅客が駅に到着した段階で直近の列車の座席を割り当てる、という方法も考えられているそうです。
十数分間隔で運転する新幹線列車故の、旅客ニーズです。
この指定席の車内改札省略は、近鉄もやっていたと思いますが、車内改札省略が始まった、という報を聞いてから乗った名阪特急では、しっかり車内改札(特急券拝見)されました。
旅客から、煩わしい、との意見のほか、乗車券類確認のための要員削減で、車内巡回に振り向ける、とのことです。
車掌が持つ、携帯端末で、座席の予約のほか、改札口の通過状況で、座席利用を正確に把握できるようになったため、とのことです。
今後は、予約が入っていない席に座っている旅客に、乗車券類の提示を求める車内改札を行う、ということです。
用語として、新聞記事や報道では「検札」としていますが、正しい用語としては「車内改札」ですので、弊ブログでは車内改札にしてあります。
私、新幹線の指定席なんて乗らないので、知らなかったですが、まだ車内改札省略になっていなかったのですね。
国鉄時代や、JR東海になってからでも、旅客輸送サービスの講演を聞いたことがありますが、「現在は(講演当時のことね)列車内改札で、正しい指定席券を持っているか確認しているが、やがて、発券データと、指定席券の自動改札対応で改札機通過データから、実際の座席利用状況を車掌端末に表示させ、車内改札を止める方向だ」という話を聞きました。
早ければ数年以内に実施するような勢いでしたが、やっとなのですね。
新幹線の自動改札は、特別急行券も改札しますので、座席情報データを送信しているはずです。
ところで、記事中で、特急券の指定された座席に座らず、自由席に乗っている旅客を発見した場合は、指定された席の返上を受け、その先の駅意向で発売できるようにする、ということですが、旅客営業規則上は、指定を受けた特別急行券は、その日付のその座席一回限り有効とあり、指定された座席に座らず、自由席に座られた場合は、その特急券の効力は無効(※)となります。
これは、十数分間隔で運転する新幹線故のことで、事前に指定を受けていても、早くに駅へ着いた場合は、指定された列車より先に発車する列車に乗られる方がいるそうで、そんな場合に指定された座席を有効に利用するために、車掌端末からマルス(座席予約販売システム)に戻すことです。
(※)指定席の特急券には自由席乗車の効力はありません。指定列車に乗り遅れた場合の後続列車の自由席乗車は、便宜措置。
前記、将来課題の講演では、指定席予約方法も見直す、とあり、特定の列車の特定の座席を決めるという硬直的な販売方法ではなく、時間帯の予約のみを受け付け、旅客が駅に到着した段階で直近の列車の座席を割り当てる、という方法も考えられているそうです。
十数分間隔で運転する新幹線列車故の、旅客ニーズです。
この指定席の車内改札省略は、近鉄もやっていたと思いますが、車内改札省略が始まった、という報を聞いてから乗った名阪特急では、しっかり車内改札(特急券拝見)されました。