既にマスコミニュースで大きく伝えられており、今更でもないですが、成人式の晴れ着が着られなかった、というニュース。
伝えられれば伝えられるほど、不愉快で腹の立つニュースです。
以前、とある総理大臣が「こんな人たち」と表現されましたが、世の中には「こんな人」がいるんですね。
この、「はれのひ」の社長Sが、計画的に資金を騙し取ったのか、経営上の失敗で夜逃げしたものなのかは分かりませんが、成人式の当日に着付けを期待して店舗や会場まで行った人に、大きく路頭に迷わせたのは事実です。
さらに、計画的な詐欺にせよ、経営上の失敗にせよ、成人式前日には店を引き払っていたというので、直前の動きは「計画的」です。
なんとも悪質。このSという社長は大きく非難するに値しますが、ここでは個人名を挙げるのは控えます。
この、はれのひ事件のニュースを見聞きし、以前あった、愛知県に本店を置く着物商いのことを思い出しました。以下は若干の偏見もありますが、その辺りは割り引いてご覧ください。
その思い出したという着物屋、屋号は忘れた(というより積極的に覚えていない)のですが、名古屋駅前地下街にも店舗を持ち、店先から地下街通行人に片っ端から声をかけていきます。私は当然無視していきますが、その着物屋が強制的・高圧的な売り付け商法で、警察沙汰にもなったのかな、これはこ公取委の扱いだったのか、ニュースになりました。
テレビCMにも出していて、そんなニュースに触れ、あの通行人に片っ端から声かけていくのは、そのためだったのか、と理解した次第です。
そういうことと、それとは別に私の母が着物関係のある団体に旅行に誘われたのか、何か食事会に誘われたのか、無料招待を受けたそうです。しかし母は参加しませんでした。聞けば、どうも着物売り付けがあるみたいなので参加しなかった、という話。
そうです。無料で何かしらの利益供与を行い、それとセットで着物を売りつけるのが、着物ビジネスらしいです。
この話と、名古屋駅前地下街にも店舗を出していた着物商売とが結びつき、どうも着物の商売はどこか胡散臭い集団ではないのか、という認識が私の頭の中のどこかにあり、そんな中でのはれのひ事件のニュース。
私の頭の中にある、胡散臭い着物ビジネスとが結び付きました。
さらに加えて腹立たしいニュースの続きは、メルカリなどインターネット上のフリーマーケットで大量の晴れ着が出品されているということです。
同一アカウントで大量の晴れ着。はれのひとの関係はまだ分かりませんが、どう考えても怪しすぎます。
はれのひの社長Sという人物の人格を疑います。同じDNAだと思うと余計に腹が立ちます。
こういう人物が着物ビジネスに参入してくるんですね。私の中の怪しさとつながります。
これは偏見であることは分かります。老舗と新参ものの違いでしょうか。老舗の着物やさんと、新参のビジネスだけで着物を扱うものとは分けて考えた方がいいと思います。
ツイッターで見かけたwebサイトで、こちらは中々説得力がありました。⇒「はれのひ」事件は起こるべくして起きた、着物ビジネスの闇
この文章の中で「着物ビジネスのぼったくり体質」という点はとても同感です。
このはれのひ事件で、横浜市と八王子市では、着物を着て参加できなかった人のために成人式をもう一度開催しようという話があるそうです。
このニュースで、少しは救われた気持ちにはなりますが、そんな成人式には着物で、という風潮自体がどうか、という意見からわざわざ税金から支出する成人式のやり直しは必要なのか?という意見もあるようです。
着物の成人式の是非はともかく、「着物を着て成人式に出たい」という人の気持ちも大切にしたいです。
しかし、それでも個人所有の着物を、はれのひに預けてそのまま行方不明になっているという人もいます。Sを探し出し、引っ捕まえて、在り処を言わさせねばなりません。
***
着物ビジネスは、今や成人式向けの晴れ着販売なりレンタルなりの商売に重きがあります。
暫く前、荒れる成人式が問題になる頃、成人式は止めようか、という意見が出始めたことがあります。これに対して着物販売業から猛烈な反対がありました。成人式が中止になれば、着物屋の販売機会が無くなってしまう、というもの。
実際に、成人式ビジネスがここまで大きくなった裏には、着物業界からの猛烈なアタック(というか促進)があり、成人式が定着した感があります。
元々は戦後間もない頃に、若者への将来の希望を明るくしたい、という意図から始めたものですが、後年これに着物業界が乗ったようなもの。なので成人式の存廃は着物業界の盛衰を左右します。
それらもあって、はれのひのビジネスの胡散臭さは胡散臭いなりに、「さもありなん」と思う次第です。
伝えられれば伝えられるほど、不愉快で腹の立つニュースです。
以前、とある総理大臣が「こんな人たち」と表現されましたが、世の中には「こんな人」がいるんですね。
この、「はれのひ」の社長Sが、計画的に資金を騙し取ったのか、経営上の失敗で夜逃げしたものなのかは分かりませんが、成人式の当日に着付けを期待して店舗や会場まで行った人に、大きく路頭に迷わせたのは事実です。
さらに、計画的な詐欺にせよ、経営上の失敗にせよ、成人式前日には店を引き払っていたというので、直前の動きは「計画的」です。
なんとも悪質。このSという社長は大きく非難するに値しますが、ここでは個人名を挙げるのは控えます。
この、はれのひ事件のニュースを見聞きし、以前あった、愛知県に本店を置く着物商いのことを思い出しました。以下は若干の偏見もありますが、その辺りは割り引いてご覧ください。
その思い出したという着物屋、屋号は忘れた(というより積極的に覚えていない)のですが、名古屋駅前地下街にも店舗を持ち、店先から地下街通行人に片っ端から声をかけていきます。私は当然無視していきますが、その着物屋が強制的・高圧的な売り付け商法で、警察沙汰にもなったのかな、これはこ公取委の扱いだったのか、ニュースになりました。
テレビCMにも出していて、そんなニュースに触れ、あの通行人に片っ端から声かけていくのは、そのためだったのか、と理解した次第です。
そういうことと、それとは別に私の母が着物関係のある団体に旅行に誘われたのか、何か食事会に誘われたのか、無料招待を受けたそうです。しかし母は参加しませんでした。聞けば、どうも着物売り付けがあるみたいなので参加しなかった、という話。
そうです。無料で何かしらの利益供与を行い、それとセットで着物を売りつけるのが、着物ビジネスらしいです。
この話と、名古屋駅前地下街にも店舗を出していた着物商売とが結びつき、どうも着物の商売はどこか胡散臭い集団ではないのか、という認識が私の頭の中のどこかにあり、そんな中でのはれのひ事件のニュース。
私の頭の中にある、胡散臭い着物ビジネスとが結び付きました。
さらに加えて腹立たしいニュースの続きは、メルカリなどインターネット上のフリーマーケットで大量の晴れ着が出品されているということです。
同一アカウントで大量の晴れ着。はれのひとの関係はまだ分かりませんが、どう考えても怪しすぎます。
はれのひの社長Sという人物の人格を疑います。同じDNAだと思うと余計に腹が立ちます。
こういう人物が着物ビジネスに参入してくるんですね。私の中の怪しさとつながります。
これは偏見であることは分かります。老舗と新参ものの違いでしょうか。老舗の着物やさんと、新参のビジネスだけで着物を扱うものとは分けて考えた方がいいと思います。
ツイッターで見かけたwebサイトで、こちらは中々説得力がありました。⇒「はれのひ」事件は起こるべくして起きた、着物ビジネスの闇
この文章の中で「着物ビジネスのぼったくり体質」という点はとても同感です。
このはれのひ事件で、横浜市と八王子市では、着物を着て参加できなかった人のために成人式をもう一度開催しようという話があるそうです。
このニュースで、少しは救われた気持ちにはなりますが、そんな成人式には着物で、という風潮自体がどうか、という意見からわざわざ税金から支出する成人式のやり直しは必要なのか?という意見もあるようです。
着物の成人式の是非はともかく、「着物を着て成人式に出たい」という人の気持ちも大切にしたいです。
しかし、それでも個人所有の着物を、はれのひに預けてそのまま行方不明になっているという人もいます。Sを探し出し、引っ捕まえて、在り処を言わさせねばなりません。
***
着物ビジネスは、今や成人式向けの晴れ着販売なりレンタルなりの商売に重きがあります。
暫く前、荒れる成人式が問題になる頃、成人式は止めようか、という意見が出始めたことがあります。これに対して着物販売業から猛烈な反対がありました。成人式が中止になれば、着物屋の販売機会が無くなってしまう、というもの。
実際に、成人式ビジネスがここまで大きくなった裏には、着物業界からの猛烈なアタック(というか促進)があり、成人式が定着した感があります。
元々は戦後間もない頃に、若者への将来の希望を明るくしたい、という意図から始めたものですが、後年これに着物業界が乗ったようなもの。なので成人式の存廃は着物業界の盛衰を左右します。
それらもあって、はれのひのビジネスの胡散臭さは胡散臭いなりに、「さもありなん」と思う次第です。