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Channel: mitakeつれづれなる抄
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リニア中央新幹線の担当工事分け

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 JR東海が自力で計画し発注しているリニア中央新幹線計画。世紀のビッグプロジェクトともいわれているこの工事、大林組による談合疑惑が報道されました。
 その談合とされた工事というのが、名古屋市中区の官庁街の中で工事が進められている、非常口兼換気口の工事らしいのですが、その後の情報として、リニア中央新幹線の全工区で、JV(Joint Venture・共同企業体)が割り振られ、受注調整が行われていた、という報道に変わってきました。
東京新聞記事:リニア難工事 受注調整か 品川駅・トンネルなど

 このリニア中央新幹線は、基本JR東海の全額負担により建設されるものですが、短期に資金が必要なため、国から融資があります。
 そこでそこに群がる工事業者で談合癒着、という構図のようでしたが、個人的におもうことですけど、このような鉄道敷設工事、特にリニア中央信架線のような制度が高く、さらに大規模長距離のトンネルを掘削できる工事業者は限られます。
 東京都内~名古屋市内までいくつかの工区に分けて発注しておりますが、それぞれで自由競争による入札を行っていれば、施工が可能な事業者は限られ、一期工事区間(品川駅~名古屋駅)を2027年までに完成させようとすれば、JVをある程度割り振る必要があるように、思うんです。
 こういう考えが危険なのかなぁ。
 従来の鉄道敷設工事でのJVの在り方をみていると、担当工区を割り振って行くのはある程度自然の成り行きのような気がしますが。
 こういうのが、談合体質だと言われれば、それまでです。

 一素人のたわごとでした。

 名城非常口の工事。




 先週は、クリスマスツリーが飾ってありました。

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