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Channel: mitakeつれづれなる抄
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路線バスで貨物混載運送

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 ツイッターのニュースサイトで見かけた内容です。
 道路運送の規制緩和により、旅客運送でも貨物混載の可能な範囲が広がる、ということでANNニュースのリポート。
 画像をクリック。別ウィンドウで開きます。


 レポートは九州の宮崎交通。過疎地域を運行する路線が多く、これまでも撤退が続き、運行している路線も経費がかさんでいますし、その分、客室内は空席が目立つので、その空エリアを利用して、宅配貨物を混載して運行している、というもの。
 宮崎交通では腰掛12人分を貨物搬送用のスペースとして、一足早く初めていたものを、今月の規制緩和で輸送量の規制が撤廃されたことです。

 路線バスでは以前から少量の小荷物や郵便物を運べる、という規定がありますが、この動画を拝見すると、輸送するものは小荷物の集団である、託送便と呼ばれるものですね。ヤマト運輸の支店から支店への配送ルート。昔の鉄道郵便でいう締切便でもあります。
 これは分類上はたしかに「貨物」になります。

 過疎地の路線バス運行維持には多額の経費が掛かります。その一方でそれほどのお客さんは期待できない。
 また過疎地域なので貨物(宅配荷物の締切便)の運送量もさほど多くなく、それならば一台で運送した方がオトクというものです。
 昔の国鉄ローカル線では「混合列車」というものがあり、C11形タンク機関車が、荷物合造車1両と貨車2~3両を曳いているミキストも見られました。
 客車まるまるまる一両ではなく、オハニ36形などの荷物合造車。それにワムなどの貨車数量という編成で、地域の生活に役立っていました。
 ちなみに混合列車は、列車番号651番~が多く、10の位が50番以降なので、貨物列車の一類型のようなみなされ方でした。
 この路線バス、貨物混載は、「路線バス用のバス」に積載することから、路線バスなんですね。

 バス、ダイヤや運用に明るい者として、路線バスで貨物運送を行うには、車両の改造のほか、運用にも一工夫せねばなりません。
 普通に停留所に着けて、貨物搭載作業は難しく、バスの営業所などを出発して、先に宅配支店を回り、そこで積み込みをして、それから旅客営業の始発停に回送する、という手はずになります。
 回送経路を運行する分、運転士のハンドル時間が長くなります。
 今後は、宅配支店が路線バス停留所(又は営業所)近くに置けばいいですね。そうして地域の核になっていきます。かつて鉄道駅がそうなったように。

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