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Channel: mitakeつれづれなる抄
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逆走防止対策で標識を大型化するなど

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 NHKのニュースからです。NHKでも名古屋局です。昨今、道路の対向する車線を逆走し衝突事故に至るのが多いことから、対策として、出口道路となる部分などに大きな標識を設置し、さらに路面には矢印(→)の表示を行い、方向をしっかり表示させる対策とのことです。

ニュース:逆走防止に大きな“標識”

 最近に知立市と安城市で相次いで逆走による死亡事故が起き、そのいずれもで、出口から間違って入り込んだことから、対策として、出口部分に目立つように大きな標識を設置し、路面にも矢印のペイント表示を行う、というものだそうです。

 こうした対策を今年度内に完了させたい、ということですが、個人的に思うのは、どの程度の効果があるのでしょうか。
 高齢者(だけとは限らないですが)は言ってはなんですが、思い込みが激しく、ここだ!と思うと、何も考えずにそちらに進んでしまう傾向があります。
 標識を大きく、大きくしても最初から見る気があれば見ます。標識を大きくして気が付きやすい、という発想は甘いですね。
 逆走防止は、直ちにに実行力のある対策は、正直無さそうです。
 こういう点から、運行補助装置のような自動操縦装置の一部の機能を搭載した車両に拠らねばならないと思います。
 運転者の「ついうっかり」を運行補助承知で補うもの。
 信号も、意識的に無視するのは、大ばか者で言語道断ですが、ついうっかり、というものはたまにあります。
 先日も、見ました。バス車内から、対向車が赤信号なのに速度落とさないな、と思ったら案の定、赤信号で交差点に進入。
 交差する側で自動車が来ましたが、赤で入るのを見て速度を緩め、事故には至りませんでした。
 赤信号で進入した自動車がバスの横を通った時に、運転者を見てみたら、しまった!と言う表情でルームミラーを見てました。
 明らかに、ついうっかりのケースです。
 こういう場合に、自動操縦(運転)システムで信号現示を認識していれば、自動で停止できるものです。

 それとは別に信号機ですが、もう一つ赤信号現示無視の場合でこういうのもあります。
 衝突事故で、双方の運転者が青信号だったと言い張ります。
 二方向同時に青、ということはあり得なく、どちらかが嘘で無視をしていたことになりますが、運転者心理として、自動車を走らせたい(=早く移動を完了させたい)の希望から、場面場面で自身に都合のいい解釈がなされてしまいます。
 その一環で、信号機があれば「青であってほしい」という深層心理から、実際には赤が点灯でも蒼が点灯していたかのように認識してしまうことがあります。
 いわゆる「思い込み」ですが、この思い込みは、なかなか思い込みであることを認識できないもので、難しいものです。

 なので、道路の出口側でも、「ここ入る」という思い込みが認識された以上は、それが間違っているかも(正しいかも=確認)する余地は現れず、標識を大型化しても効果が出るのかは、怪しい所です。

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