本日の神戸新聞web版記事からです。神戸市東灘区のある交差点で、二方向から同時に進入可能となった、矢印信号を撤去したとのこと。
記事こちら
現場の状況が図にありましたので、掲載させていただきます。
下図の通りで、南北方向が通常の青で、東西の通りの西へ向く方向が左折可能の矢印信号が出ていた結果、南北方向の青に従い南から右折で斜めへ南東方向へ進む車と、東から左折矢印に従って南へ向かう車とで衝突事故が発生。
この事故で、地裁判決が「信号設定の不備が事故原因」としたことにより、兵庫県警が対応を検討した結果、東から西進方向の左折矢印を撤去することになったとのことです。
赤信号で、青の矢印が出るところはよくあります。多くは、黄色の後、右折待ちの車を通すための右矢印信号。
これも昨今では右折が出ることを前提として、黄色でも速度を落とさず、交差点に進入する車があります。
この新聞記事になった現場は、図には書かれていませんが、東西方向の道路の上には、阪神高速道路湾岸線の高架が通り、交差点部分はカーブしており、交差点直上ではありませんが、一寸視界を妨げる要素があります。
それ以上に、進路が競合交錯する信号はいけません。
西向きの左折矢印が出る時は、北から南へ向かう方向は停止の状態にしなければなりません。
進路を交錯させないのは基本中の基本ですが、そこは一般道路交通。
「他の交通に注意しながら進む」というのが、さらに上を行く基本中の基本です。
矢印信号は、場合によっては運転者に余計な期待を与えることにもなりかねないので、なるべくなら無い方がよいと考えます。
ケースバイケースですが。
(名古屋市の基幹バスが通る通りは、大抵、矢印信号で通しておりますが)
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現場の状況が図にありましたので、掲載させていただきます。
下図の通りで、南北方向が通常の青で、東西の通りの西へ向く方向が左折可能の矢印信号が出ていた結果、南北方向の青に従い南から右折で斜めへ南東方向へ進む車と、東から左折矢印に従って南へ向かう車とで衝突事故が発生。
この事故で、地裁判決が「信号設定の不備が事故原因」としたことにより、兵庫県警が対応を検討した結果、東から西進方向の左折矢印を撤去することになったとのことです。
赤信号で、青の矢印が出るところはよくあります。多くは、黄色の後、右折待ちの車を通すための右矢印信号。
これも昨今では右折が出ることを前提として、黄色でも速度を落とさず、交差点に進入する車があります。
この新聞記事になった現場は、図には書かれていませんが、東西方向の道路の上には、阪神高速道路湾岸線の高架が通り、交差点部分はカーブしており、交差点直上ではありませんが、一寸視界を妨げる要素があります。
それ以上に、進路が競合交錯する信号はいけません。
西向きの左折矢印が出る時は、北から南へ向かう方向は停止の状態にしなければなりません。
進路を交錯させないのは基本中の基本ですが、そこは一般道路交通。
「他の交通に注意しながら進む」というのが、さらに上を行く基本中の基本です。
矢印信号は、場合によっては運転者に余計な期待を与えることにもなりかねないので、なるべくなら無い方がよいと考えます。
ケースバイケースですが。
(名古屋市の基幹バスが通る通りは、大抵、矢印信号で通しておりますが)