政府は、個人消費喚起として、毎月最終金曜日は、勤務先業務を早く切り上げて、帰宅するなり、街に出るなり、エンジョイ生活をさせたい、という方針を出し、マスコミの話題では多く取り上げられました。
しかし現実に、政府が提唱するプレミアムフライデーと取り入れる企業は大企業の一部で、中小企業にはあまり及ばず、個人の従業員レベルでは、この提唱の恩恵に預かれる人は少数派ということだったそうです。
まぁそんなところでしょうね。そもそも政府が「休みなさい」と言っても直ぐに応じられる事業者は少なく、仮に浸透するにしても徐々に広がっていくものです。
そもそも月末の金曜日に、早く仕事を終われって、そんなことと・・・、などという評価は兎も角、こういう人の動きに関係するものは、交通機関の輸送ダイヤに影響します。
ご存知の通り、交通機関(特に日常の鉄道・バス)は人の動きに合わせます。その他にも部内事情も込められますが。
現在はおおむね「平日(月曜日~金曜日)」「土日祝日」の二本立てダイヤ。
人の動きに合わせてあるもので、以前は土曜日は普通の平日ダイヤでした。
現在も法律上は土曜日は公休日とはなっていません。
ただ官公庁は土曜日は午前のみの執務(業務)で、通称「半ドン」と呼ばれていました。
しかし土曜日は、多くの企業ではフルタイムの業務。一部の企業で官公庁に合わせて午前のみの勤務で、お昼には帰る、という人の流れ。
土曜日、お昼に終わる企業でも、お昼過ぎに帰宅ラッシュがあるわけではなく、平日と違った人の流動量で夜まで続きます。
土曜日は朝ラッシュがあるので、平日ダイヤを使用し、お昼過ぎの帰宅者増の対策としては、列車の増結を行う措置としていました。
やがて1970年代には半ドンが一般的になると、土曜日用ダイヤというものを取り入れ始めました。
土曜日はお昼以降、休日とよく似た旅客流動となることから、休日ダイヤを基本としたものに、朝ラッシュ時にいくらか増発列車を加えたものがひと昔(二昔・三昔)の土曜ダイヤ。
やがて週休二日が定着すると、土曜日は全休となる企業が増え、土曜日ダイヤを用意する必要が無くなり、休日ダイヤに一本化されます。
プレミアムフライデーと鉄道ダイヤの関係を考えると、バブルの頃の山手線ダイヤを思い出します。
当時は「花金」などと称し、金曜日の夜は歓楽街が大盛り上がり。
そこで通常の平日ダイヤでは夜間(概ね21・22時台)の輸送力が足りなくなり、臨時列車の運行とそれに伴う時隔調整の定期列車時刻変更がありました。
この、通称「金曜日ダイヤ」はあくまで臨時そちでしたので、バブルの終焉と共に自然消滅しましたが、プレミアムフライデーがもし定着すると、旅客流動が変わり、月一回の金曜日ダイヤが登場するかもしれません。
しかし、ここまでこんなこと書いておきながら、申すのは何ですけど、プレミアムフライデー、略して「プレ金」なのでプレ金ダイヤは登場しないと思います。
ダイヤの数はなるべく少ない方がいいので、かつての土曜日のような平日ダイヤで対処することになると思います。
午後3時以降に人が増える分は、増結手配などで対処可能な弾力性のあるダイヤを作ることになるでしょう。
ダイヤのイロハが分かる者の、戯言でした。
しかし現実に、政府が提唱するプレミアムフライデーと取り入れる企業は大企業の一部で、中小企業にはあまり及ばず、個人の従業員レベルでは、この提唱の恩恵に預かれる人は少数派ということだったそうです。
まぁそんなところでしょうね。そもそも政府が「休みなさい」と言っても直ぐに応じられる事業者は少なく、仮に浸透するにしても徐々に広がっていくものです。
そもそも月末の金曜日に、早く仕事を終われって、そんなことと・・・、などという評価は兎も角、こういう人の動きに関係するものは、交通機関の輸送ダイヤに影響します。
ご存知の通り、交通機関(特に日常の鉄道・バス)は人の動きに合わせます。その他にも部内事情も込められますが。
現在はおおむね「平日(月曜日~金曜日)」「土日祝日」の二本立てダイヤ。
人の動きに合わせてあるもので、以前は土曜日は普通の平日ダイヤでした。
現在も法律上は土曜日は公休日とはなっていません。
ただ官公庁は土曜日は午前のみの執務(業務)で、通称「半ドン」と呼ばれていました。
しかし土曜日は、多くの企業ではフルタイムの業務。一部の企業で官公庁に合わせて午前のみの勤務で、お昼には帰る、という人の流れ。
土曜日、お昼に終わる企業でも、お昼過ぎに帰宅ラッシュがあるわけではなく、平日と違った人の流動量で夜まで続きます。
土曜日は朝ラッシュがあるので、平日ダイヤを使用し、お昼過ぎの帰宅者増の対策としては、列車の増結を行う措置としていました。
やがて1970年代には半ドンが一般的になると、土曜日用ダイヤというものを取り入れ始めました。
土曜日はお昼以降、休日とよく似た旅客流動となることから、休日ダイヤを基本としたものに、朝ラッシュ時にいくらか増発列車を加えたものがひと昔(二昔・三昔)の土曜ダイヤ。
やがて週休二日が定着すると、土曜日は全休となる企業が増え、土曜日ダイヤを用意する必要が無くなり、休日ダイヤに一本化されます。
プレミアムフライデーと鉄道ダイヤの関係を考えると、バブルの頃の山手線ダイヤを思い出します。
当時は「花金」などと称し、金曜日の夜は歓楽街が大盛り上がり。
そこで通常の平日ダイヤでは夜間(概ね21・22時台)の輸送力が足りなくなり、臨時列車の運行とそれに伴う時隔調整の定期列車時刻変更がありました。
この、通称「金曜日ダイヤ」はあくまで臨時そちでしたので、バブルの終焉と共に自然消滅しましたが、プレミアムフライデーがもし定着すると、旅客流動が変わり、月一回の金曜日ダイヤが登場するかもしれません。
しかし、ここまでこんなこと書いておきながら、申すのは何ですけど、プレミアムフライデー、略して「プレ金」なのでプレ金ダイヤは登場しないと思います。
ダイヤの数はなるべく少ない方がいいので、かつての土曜日のような平日ダイヤで対処することになると思います。
午後3時以降に人が増える分は、増結手配などで対処可能な弾力性のあるダイヤを作ることになるでしょう。
ダイヤのイロハが分かる者の、戯言でした。