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Channel: mitakeつれづれなる抄
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いつまで続く小池旋風

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 ちょっと政治向きの話です。さほど得意ではないですが、気になる出来事でもありますので。
 東京都千代田区長選挙が、小池東京都知事と、千代田区選出の都議会有力議員との代理選挙だとマスコミで騒がれ、結果、大差で小池都知事が押す候補者が当選しました。
 この勢いで、今年夏の都議会議員選挙では、小池派とされる都民ファーストの会から、議席の過半数を遥かにしのぐほどに候補者を立てる、という報道がありました。

 まさに小池旋風ですね。

 小池支持者の方には申し訳ないですが、私は小池さん、好きではありません。
 マスコミのインタビューの際に、何か鼻にかけた受け答えをして、正面構えて回答する、というのが見られず、昨夏の知事選挙でもさして、支持する気にはなりませんでした。
 しかし、いざ当選すると、都政の闇の部分に光を当てるような、幾つかの出来事。
 これだけは、認めざるを得ません。

 そして都政の闇の結果となった、中央卸売市場の豊洲市場移転問題。
 豊洲市場問題は、マスコミで多く報道されていますので、ここでは詳細には触れませんが、少しずつどんな事情なのかが分かってきました。
 過日CBCテレビの番組に、豊洲問題のキーマンとされる方が出ておられ、お話されていましたが、恐らくはその通りなのでしょう。ウソはついていないと思います。

 そのキーマンの方のお話では、石原元知事は、数多ある都政の案件のうち、市場の移転の件は、さして重要視しておらず、担当の職員から報告があっても機械的に返事をしたりハンコを押していた乗田だったのだろう、ということだそうです。

 その話を視聴し、一度弊ブログでもどこかで書いた記憶がありますが、石原さんの自発的意思で土地購入に至ったのではなく、既定路線をそのままなぞり、最終的な決定を下したのが石原さんなのですが、その石原さん自身がよく覚えていないだろう・・・。
 まさにそんな感じだそうです。
 今日の報道では、委員会聴取に応じる、ということだそうですが、どこまで覚えておられるか。


 そして小池旋風ですが、小池さんというかたは対照的な位置となる敵を作り、自らの政治と言うか立場を確立していく方法だそうで、なので、小池さんにとって豊洲問題は、真実の追求より、政局に用いているフシがあるそうで、さもありなんお話です。
 小池旋風で、都議会選挙の候補者擁立ですが、この〇〇旋風で、候補者が多数立候補され、その多くが当選じたものの、その後dエコケてしまった例が、国政でも地方議会でも、幾つか例を見てきました。
 小池さんは今は勢いで動いていますが、豊洲問題というか広く中央卸売市場問題で、行方が見通せないまま時間が経てば、やがて期待が薄れてしまいます。
 その期待感が薄れた時、小池旋風がどうなるか、ですね。
 期待が大きかった分、何も見いだせなくなった場合、一つのポイントです。
 豊洲埠頭に移転するのか、築地を再整備するのか、どちらも大きなカケですし、小池旋風の分かれ目のような気がします。


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