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Channel: mitakeつれづれなる抄
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平山晶子さん演奏会

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 本日は、東区の文化の道百花百草において、お世話になっているピアニスト、平山晶子さんが演奏される演奏会があるということで、雪の中、拝聴してまいりました。
 脳出血後遺障害で傘さしての外出はできないので、降雪が続くようでは出かけられませんが、家を出る時間に雪は止み、とりあえず名古屋までは行けることになり、出発です。
 先にお話しますと、一宮駅と名古屋駅の乗り換えは全て屋根の下でありますが、百花百草の最寄りバス停である清水口停留所から百花百草の間は外で、この出発地と目的地の間がウィークポイントですが、見事に雪は止んでおりました。
 ピアニストの平山さんは、自称・他称とも晴女とされているそうで、今日は晴れにはなりませんでしたが、降る雪だけは止みました。
 この力、すごい!

 で今日の演奏会の案内。


 演奏曲目。実際はA4サイズ紙に印刷されたものですが、余白を省いた、ダイジェスト版です。


 演奏ホールでの演奏会ではなく、文化の道百花百草での演奏なので、演奏者からのお話つきです。
 一曲目、シューマンのおとぎ話。三つの楽器、つまりトリオですけど、クラリネットの旋律がよく響いたと感じました。
 おとぎ話、というタイトルの割には、おとぎ話らしくない曲とのお話で、第一楽章より第二楽章の方が少し重い旋律に感じた後の第三楽章が軽やか、躍動的。この躍動的に結びつくところがおとぎ話かもしれません。
 座った場所からは、平山さんの表情は楽譜で見えませんでしたが、クラリネットとヴィオラ奏者の目配せからところどころで呼吸を合わせておられる様子が伺えました。
 クラリネットとヴィオラの奏者、体を動かしながらのリズムを取る光景をで、これはすみません、紙切りの林家正楽師を想い出してしまいました。

 二曲目、チェロ独奏のバッハの無伴奏。座った席が最前列でチェロ独奏者の目の前。まるで私に演奏してくれたかのような位置。
 この曲、耳にしたことがあります。ウィスキーのCMでのBGM。
 低音のチェロの魅力がそのまま一曲になったものでしょうか。

 休憩を挟んで、三曲目。
 さくらさくらとふるさとは、日本の曲。さくらさくらは元は筝曲の練習曲とのお話。
 和楽をピアノとヴィオラで、彩られました。
 四曲目。ブラームスのクラリネット三重奏曲。お話では、なんとも不調和なリズムの個所があり、演奏家泣かせだったかな、聴いている方には分からないかもしれないけど、演奏者としてはリズムを乱すような箇所がある、とのお話でした。
 聴いてみたところ、私にはそんなリズムを乱す部分は分かりませんでした。

 座った場所から、演奏前に撮影。


 演奏終了後に撮影したいという方がおられ、脇から便乗。ヴィオラの近藤さんは、既に私服に着替えた後でしたので、ここには入っておられませんでした。



 演奏が始まる前に、ホール内から雪降るお庭を望みました。急に雪が降り出したのですが、上手く写りませんね。



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