Quantcast
Channel: mitakeつれづれなる抄
Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

東山動物園鳥インフルエンザ防疫措置は園内のみ

$
0
0
 既報の通り、東山動物園で発生した鳥インフルエンザ。12月10日にさらに別の所で飼育されていた鳥が死亡し、この死因に鳥インフルエンザ感染が疑われるため、防疫措置を強化するため、11日から動物園部分の防疫措置を強化するため閉鎖・休園することは弊ブログでも書きました。
 11日、植物園へ行きました。星が丘門から入園し、園内のいつも観察するところを回って、植物園門から退出。
 その様子は、Amebaのブログにまとめてあります。⇒こちら

 その昨日、植物園門を出て、名古屋市道を名古屋大学方面に歩いたわけですが、途中、東山総合園事務局の前を通ります。
 動物園は厳重なる防疫措置を行っている、ということで、この総合公園事務局も事務所建物前の広い前庭部分が閉鎖され、迂闊には絶対に入れないようにしてありました。
 11日の弊ブログ記事の通り、最初の鳥インフルエンザが発症した鳥がいた胡蝶池は正門入ってすぐのところで、すぐ裏は民有地で住宅が建っています。
 しかし、その胡蝶池から少し離れた、別の池で飼育されていた鳥が、鳥インフルエンザ感染が疑われたため、動物園部分を完全閉鎖して、防疫活動を行う職員以外は絶対に入らせないようにしていますが、素朴に思うのは、鳥インフルエンザは動物園敷地境界は関係ないと思うんですね。
 グーグルマップの空中写真から、鳥インフルエンザが発生した鳥がいたところの位置関係です。


 最初に発見されたコクチョウは、正門はいってすぐの胡蝶池にいました。
 この画像の通り、裏は狭い道路を挟んですぐに住宅地です。
 直線距離では、二番目に見つかった古代池より、隣地の住宅の方が近い。
 今回の防疫措置は、動物園部分だけで、直線距離で至近場所は特になんの措置が行われていないのは、素朴に「これでいいのだろうか」とは思います。

 12月11日の新聞記事です。11日の弊ブログ記事は、朝刊到着前、真夜中にツイッターで動物園閉鎖を知って直ぐにブログにまとめたものです。




 殺処分も示唆、とあります。これは絶対に避けねばなりません。戦時中は軍の命令に反して、ゾウの命を守った東山動物園です。ここで鳥の殺処分を行えば、貴重種もおり、教育施設の一面もある動物園、絶対に行ってはなりません。

 動物園の上池門。しっかり閉鎖されています。


 市道から見える人のいない動物園。せっかくの日曜日なのに・・・。


 植物園星が丘門でも、消毒マットを踏んで入園です。


 余談ですが、植物園は、まだ紅葉が楽しめました。


 夕方の各局ニュースによれば、動物園から鳥インフルエンザの陽性反応が出た検体から、高病原性H5N6亜型が検出された、との発表があったそうです。
 年内の再開は無理で、早くて1月上旬とのこと。
 毎年1月2日は、動物園内の動物会館と、植物園内の植物会館で尾張万歳の公演が行われていましたが、来年(来月)は、ほぼ無理となりました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

Trending Articles