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参議院選挙・選挙区の合区を実施へ

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 本日、参議院で、一票の格差是正で、初めて都道府県を跨いで選挙区を設置する合区を含む、公職選挙法改正が成立しました。
 この合区での選挙実施は来年の通常選挙から。

 Yahooのトピック記事:来夏、合区導入=改正公選法が成立―各党、参院選準備へ

 参議院の定数は242人のまま変えず、5の選挙区で定数を10増やし7の選挙区で定数を10減らす10増10減。

 定数が増えるのは、北海道4→6、東京都10→12、愛知県6→8、兵庫県4→6、福岡県4→6。
 定数が減るのは、宮城県4→2、新潟県4→2、長野県4→2、鳥取県・島根県の合区4→2、徳島県・高知県の合区4→2。

 参議院は、半数改選を行いますので、選挙区の定数は2人単位となってしまい、きめ細かくはなかなかできません。

 そもそも、以前に弊ブログで書いたと思いますが、参議院は地域代表の面もあるので、やたらと第一院(衆議院)のような、一票の格差是正で定数の増減はどんなものだろうか?と書いたことがあります。
 合区の山陰地方と四国地方の四県。
 人口が少ないです。東京都の一つの区、世田谷区よりも人口が少ないです。
 そこにも人々が住み、暮らしがなされております。
 単に人口比だけで解決しないこともあります。
 格差是正は分かりますが、人口希薄な地域もそれなりの代表があって然るべきだと思います。

 一方で第一院の衆議院は格差是正をきちんとやり遂げなければなりません。

 愛知県は定数8人か。つまり選挙では4人を選ぶわけで、次回選挙では改選分の3人と増員分の2人と計5人を選ぶことになりそうです。
 恐らくは、当選上位3人が改選分向う6年の任期、下位2人が非改選の3年の任期になるだろうと考えます。

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