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Channel: mitakeつれづれなる抄
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2026年アジア大会が愛知県開催に決まってしまった

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 予てから懸念していた、2026年アジア大会が日本での開催が決まり、日本国内では誘致を目指していた愛知県での開催が決まってしまいました。
 Yahooのトピックで知りました。
Yahoo:愛知・名古屋で26年ア大会=32年ぶり日本開催NHKニュース:2026年アジア大会開催決定

 文体で分かりますね。「決まってしまった」開催には反対の立場です。開催には多額の費用がかかり、財政的にもかなりきびしい状況になる、という話を聞きます。
 反対なのは、そんな財政の面よりも、開催になれば何かと警備警備で、普段の生活に制約がかかります。
 今年5月の伊勢志摩サミットでは、散々批判してきました。
 地元の方と思われる方から、生活の様子をコメント頂きましたが、それは大変な状況だったようです。懸念以上の様子。
 県や市、或いは地域の顔役の連中は、「これを機会に世界的に伊勢志摩が有名になり、観光客が沢山」などというバラ色構想。
 単に開催による世界的な名誉だけです。今でも三重県知事の顔がテレビで映ると、こんなもの誘致しやがって・・・、と恨み節が出てきます。
 今、私の中で「伊勢志摩」の言葉に対する嫌悪感はかなりのものです。

 さて、アジア大会。これの開催で以降の財政が逼迫した話をよく聞きます。最近では韓国・仁川(インチョン)市。深刻な財政状況に陥ったということをかつて伺いました。
 検索したらこんなページ。⇒バラ色の経済効果は幻に…アジア競技大会が仁川市に残した借金

 愛知県がこんなことにはならないでしょうけど、名古屋市が一旦は共同誘致から抜けたのは、この財政負担割合が不明瞭であったことからです。
 野放図に市民からの税金をつぎ込めない、という河村市長。
 結局は話がついて、国内開催地候補は愛知県となり、昨日の会議で2026年の立候補は日本だけで、ほぼ自動的に愛知県に決まってしまいました。
 他に立候補する国(都市)が無かったものかいな。

 あんな開催が決まって、県庁の連中が喜んでいる絵を見ると、どの方向を向いて行政を行っているのか、首をかしげたくなります。

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