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Channel: mitakeつれづれなる抄
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もうこれは“文化”としか言いようがない・富山市議の政務活動費不正請求で

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 築地市場の豊洲移転と同時並行で伝えられている、富山県富山市の市議会議員が、支払ってもいない政務活動費を不正に請求することを繰り返して、辞職者が続いているというものがあります。
 マスコミ報道で多数伝えられていますので、ニュースソースは省略しますが、何やったかというと、
・領収証の金額欄に数字一文字を足した
・金額欄白紙領収証を貰った
・領収証自体を自身で作った
などなど。

 これやったのは、某党と某党の議員。国政の政党でもあり、一方の某党は、国会議員も時々不正請求のニュースがありました。
 この富山市議、共通しているのは先輩から手法を教わった・伝えられている、というもの。
 こんなに多量の不正請求議員が続き、それが先輩から伝わっている、というのは、もうこれは文化そのもの。
 善悪の判断以前に、文化なので「当たり前」の世界・感覚。
 なので、この集団に善悪の判断を持つものが入り、善を主張し始めると、それは完全に異端児になります。

 これでふと、思ったことは、というより予てからの想いですが、同じことは交通違反の多さ。
 自動車も自転車も、車という車の操縦者は、法規に違反がてんこ盛り。
 交通法規を守らない、すなわち順法精神を放棄したかの集団。
 「集団」と書きましたが、同じ道具を使用する同類としてこれは「同じ集団」となります。

 自動車を運転する人は免許を取得して運転していますので、「一応」道路交通法(道交法)は知っているはずです。
 しかし自転車の多くは道交法を知らずに運転しています。
 知っていようが知るまいが、関連する法に従わなければならないのが、日本の法律の考え方。
 これだけ道交法を守らない集団は、「守らないのが常識」という集団になります。

 秋の交通安全運動期間だそうですが、お題目のように「交通規則を守りましょう・・・」などという小手先では交通事故は無くなりません。
 法を守らないのが当然・常識の「文化」そのものなので、そこに斬り込んでいく「改革派」のようなものが必要だと考えます。

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