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Channel: mitakeつれづれなる抄
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夏おせちとはおかしいだろう

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 ANNテレビ朝日ニュースからです。ツイッターでこの情報を知りました。昨今は夏場、お盆休みでの商機獲得などで、「夏おせち」とか「夏詣」などというものがあるそうです。
ニュース:お盆休みに異変 夏詣に夏おせち、お盆玉って何? (動画あり)

 お盆、いわゆる月遅れのお盆は、お正月の年末年始のように親類が集まる時期で、そのうえ二八(にっぱち)と呼ばれる商業需要が下がる時期。
そこでお盆で、親類縁者が集まることからお正月のような商機を増やそうと、お正月のおせち料理に倣い、「夏おせち」というものが登場したり、初詣に倣って「夏詣」というものが、あるそうです。
お盆玉は、お年玉に倣って、集まる親類の子どもにあげるものですね。


 私、この「夏おせち」はおかしいと思います。おせち料理は「御節料理」で元来は、節会の料理、年間の節目としての節会で供されるお料理のことでしたが、いつしか元日節会だけになり、よって節会料理はお正月のお料理、さらに、単に「おせち」といえば、お正月に頂く事前に作った豪華なお料理のことを指すようになったものです。
 なので、「夏おせち」は、言葉の由来からすれば大変おかしなもので、私は納得できません。しかしそんな小難しいことを考えずに、夏に頂く「おせち」で「夏おせち」なのでしょう。

 夏詣(なつもうで)は、ニュース動画にあった神社の神主さんの話では、初詣から半年、この半年のお礼と、さらに半年の健康や御守護の祈願だそうで、大祓(おおはらえ)の思想が感じられます。
 大祓とは、天下や民の罪穢を祓う神道の儀式で、6月と12月の末日に行うものでした。
 12月大祓は元日を前にしたもの、6月大祓は別の名は夏越祓。一年のうちで体調を崩しやすい時期の夏を越える、つまりは健康への祈願です。
 夏詣がこの6月大祓の趣旨にも似ているようです。
 ただ、神社側の本音は、お盆で親類縁者が集まる時期で、なおかつあまり参拝者が多くない時期の参拝者を増やそうという趣旨なのだろうと思いますが。
 ニュースにある神社も夏詣は7月の間だったのが、お盆のある8月も夏詣祈願を受け付けるとしています。

 たしかにお盆休みに異変ですね。しかし世の中、どこも月遅れのお盆ばかりではないです。
 ブログ初めて、全国のブログ友さまとお知り合いになりましたが、意外と新暦の7月盆でお盆行事を行う地域(又は家)が多いことを知りました。
 月遅れお盆、新暦のお盆は、弊ブログ記事、こちらをどうぞ。⇒2008年7月17日記事「お盆・中元

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