昨日、NHK総合テレビを見ていると午後7時直前、天気予報が終わり、午後7時のニュースが始まるまさにその時、ニュース速報のテロップが入り、何だろうと目をやったら、「天皇陛下は生前退位の意向を示される」との文字。
私でもビックリで、その後のツイッターは大騒ぎ。
NHKニュース:天皇陛下 「生前退位」の意向示される
天皇陛下は天皇の位を生前に皇太子殿下に譲る生前退位に意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かったという。
ご高齢になり、国事行為にあたるものの、代役を立てることもよくあるそうで、そのようでは天皇の責務が果たせず、皇太子に譲り新しい時代としたい(私要約)、とういうことだそうです。
ちょうどつい先日も、このブログに頂いたコメントで憲法改正にあたって、天皇陛下の条文も、お体を慮って改正したい、とのことで頂きました。
そしてツイッターでは、新しい元号はどうするとか、あれは嫌これはどう、などというツイートが散見されました。
すべてが法治の下、天皇の譲位についても規定に則らねばなりません。しかし皇室典範には天皇の譲位は前提とせず、何の規定もありません。
そのため、皇室典範の改正から始まり、関連する法律を何本か改正する必要があるとのことです。
また天皇の譲位は元号にも係わり、譲位に伴って新元号も制定せねばならないそうですね。
ここからは私が思うには、ですが、明治時代以前の天皇は、生前譲位される例が多く、いやむしろそれが普通くらい。
天皇が退位されると「上皇」となられますが、この上皇がちょいちょい物語の中心人物いなったりします。
また上皇となられると、風雅なことにも携われ、時代の文化を形成したりします。
私の好きな京都市嵯峨。ここに大覚寺というお寺がありますが、お寺とは思えない造り。元は嵯峨離宮で、天皇の位をめぐる(やがて南北朝)、いささか泥臭いお話の中心ともなるところです。
後嵯峨上皇がこの地を愛し、嗜好が文化醸成につながったほどです。
なので、現代でも天皇の退位(譲位)があってもいいと思います。
元号も天皇が自らお決めになられてもいいと思いますが、さすがにこれは無理か。
この「上皇」という規定が皇室典範には無いので、法律改正をする必要があります。
しかし、この天皇陛下の生前退位については、宮内庁の次長は「報道の事実は無い」と話されているそうです。
朝日新聞記事:宮内庁次長は全面否定「報道の事実一切ない」 生前退位
とすると、どこからこんな話が出てきたのでしょうね。
いずれにせよ、今上天皇陛下には、体のご無理が無いように、願うばかりです。
私でもビックリで、その後のツイッターは大騒ぎ。
NHKニュース:天皇陛下 「生前退位」の意向示される
天皇陛下は天皇の位を生前に皇太子殿下に譲る生前退位に意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かったという。
ご高齢になり、国事行為にあたるものの、代役を立てることもよくあるそうで、そのようでは天皇の責務が果たせず、皇太子に譲り新しい時代としたい(私要約)、とういうことだそうです。
ちょうどつい先日も、このブログに頂いたコメントで憲法改正にあたって、天皇陛下の条文も、お体を慮って改正したい、とのことで頂きました。
そしてツイッターでは、新しい元号はどうするとか、あれは嫌これはどう、などというツイートが散見されました。
すべてが法治の下、天皇の譲位についても規定に則らねばなりません。しかし皇室典範には天皇の譲位は前提とせず、何の規定もありません。
そのため、皇室典範の改正から始まり、関連する法律を何本か改正する必要があるとのことです。
また天皇の譲位は元号にも係わり、譲位に伴って新元号も制定せねばならないそうですね。
ここからは私が思うには、ですが、明治時代以前の天皇は、生前譲位される例が多く、いやむしろそれが普通くらい。
天皇が退位されると「上皇」となられますが、この上皇がちょいちょい物語の中心人物いなったりします。
また上皇となられると、風雅なことにも携われ、時代の文化を形成したりします。
私の好きな京都市嵯峨。ここに大覚寺というお寺がありますが、お寺とは思えない造り。元は嵯峨離宮で、天皇の位をめぐる(やがて南北朝)、いささか泥臭いお話の中心ともなるところです。
後嵯峨上皇がこの地を愛し、嗜好が文化醸成につながったほどです。
なので、現代でも天皇の退位(譲位)があってもいいと思います。
元号も天皇が自らお決めになられてもいいと思いますが、さすがにこれは無理か。
この「上皇」という規定が皇室典範には無いので、法律改正をする必要があります。
しかし、この天皇陛下の生前退位については、宮内庁の次長は「報道の事実は無い」と話されているそうです。
朝日新聞記事:宮内庁次長は全面否定「報道の事実一切ない」 生前退位
とすると、どこからこんな話が出てきたのでしょうね。
いずれにせよ、今上天皇陛下には、体のご無理が無いように、願うばかりです。