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Channel: mitakeつれづれなる抄
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名鉄電車で駅ナンバリング導入

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 名古屋鉄道(名鉄)が、3月中旬頃から駅ナンバリング(駅番号)を順次導入すると発表しました。
名鉄のニュースリリース(PDF):名古屋鉄道の全駅で「駅ナンバリング」を導入します

 目的は、勿論漢字の読めない外国人用で、今のこの時期なのは、サミット関連で当社線をご利用になる方のために、ということだそうです。
 サミット関連、というところが導入の目的でいささか不愉快な感じがします。

 要するに、他の社線でも導入しているように、各駅に固有の駅名称の他に、アルファベットと数字を組み合わせた番号を付与し、それを案内に用いようとするもの。
 漢字の読める日本人には必要の無いものですが、漢字の読めない外国人旅客の案内用に導入するものです。
 ちなみに、「漢字の読めない」には、中国・韓国も入ります。文字としての漢字自体は読める人がいても、正しい読み方はまずできないと考えます。

 各駅の附番方法を見ていると、名古屋本線は「NH」で、豊橋駅を「NH01」として順次岐阜へ向かって数字が増えます。関連する分として金山駅は「」、名古屋駅は「36」、一宮駅は「50」。
 線名別かと思いきや、運転系統別のようなところもあり、尾西線は「BS」で、町方駅が「BS01」で一宮駅に向かって順次増え、観音寺駅で「BS12」、一宮駅は名古屋本線の「MH50」を用い、玉ノ井方へは、西一宮駅が「BS21」で順次玉ノ井駅に向かって数字が増えます。弥冨駅~津島駅間は、津島線の「TS何番」を連続していますので、運転系統ごとが考慮されているようです。

 しかしながら名古屋市交通局線(名古屋市営地下鉄線)と全てが相互直通している小牧線と豊田線は名鉄独自の番号を入れ、一本の線なのに別の附番体系で混乱せやしないか気になるところです。
 しかも接続駅である、上飯田駅、赤池駅とも同じ駅構内ながら、別の番号となります。(上飯田駅・名鉄KM13・交通局K01、赤池駅・名鉄TT07・交通局T20)

 気になった点として、河和線は「KC」で高横須賀駅が「KC01」で次の南加木屋駅が「KC03」と番号が飛んでいます。
 ここ新駅設置を予定しているのでしょうか。

 一方で、線路建設時は駅設置を予定していた知多新線の野間駅・内海駅間の小野浦駅は番号が空いておらず、完全に断念したようです。
同じことを考えている方がおられ、ツイッターにこんな駅名票を作られた方がいました。


現在の小野浦駅「遺跡」。Youtube動画から。

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