Quantcast
Channel: mitakeつれづれなる抄
Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

舞妓さんを追いかけてはいけません

$
0
0
 京都新聞web版11月3日配信の記事からです。京都文化交流コンベンションビューローは外国人旅行者向けに、市内の免税店を紹介した冊子を作成し、その中で京都観光のマナーを示したイラストも盛り込まれている、とのことです。

記事:舞妓さんを追いかけない… 京都、免税店案内にマナーも

 そのマナーでは「舞妓さんをしつこく追いかけない」が入っており、一瞬、信じられませんが、中には舞妓さんを見かけるや、カメラに無理やりに収めようと追いかけたり、もっと酷いのになると、道を行く舞妓さんに触れる、という人もいるそうです。
 さらに「触れる」の過剰で、袖を「引っ張る」という者もおり、袖が破れてしまう被害もありました。

 以前、ラジオの話題にありましたが、観光客の舞妓さんに対するマナーが悪化している状況があり、舞妓さんの護身術も始まったほど。

 この無作法は、外国人だけでなく、日本人観光客も無作法者がいまして、日本人は言葉が通じる分だけ、タチが悪いそうです。

 観光ガイドの映像で、舞妓さんが出てきますので、舞妓さんは京都観光のストラクチャー(小道具)のような、とんでもない感覚があるのかもしれません。

 街中の道を行く舞妓さんは、観光客向けに出ているのではなく、いわば「出勤途中」。
 お座敷に遅れてはいけないので、時間厳守で歩いておられます。
 余裕があれば記念撮影に応じて頂けることもあるそうですが、それはあくまで「余裕のある例外的」事例。
 決して、観光客用にあるわけではありません。

 その辺りを理解して、花街を愉しまねばなりません。


 私も京都の花街(かがい)へ行ったことはあります。
 あくまで街歩きで行っただけで、花街のお茶屋さんへ入ったことはありません。そもそも一見さんお断りですし。
 舞妓さんは普通に見かけますが、こちらは観光ではありませんので、御見掛けするだけです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 810

Trending Articles