神奈川県の大船駅と片瀬江の島を結ぶ懸垂式モノレール。モノレールは踏切が無く、他の交通と衝突することは無いはずですが、1日の夜、作業車と衝突する事故があったそうです。TBS-NESW報より。
TBS-NEWS:神奈川・鎌倉市、湘南モノレールと重機が接触事故
湘南モノレールは、いわゆる懸垂式モノレールで、道路上の空間に設けられた軌道桁から車両がぶら下がって走行するタイプです。
道路上の空間なので、本来は軌道法の適用となりますが、走行する道路は元々は京浜急行のバス専用道路であったことで、軌道ではなく、当時の地方鉄道法の適用となりました。
今は京浜急行バス道路は一般道路として共用されていますが、湘南モノレールはそのまま鉄道の扱いです。
道路上に何か連続した箱が続いているように見えます。事故の概要は、1日の午後9時半ごろ、鎌倉市内の湘南モノレール、西鎌倉駅から湘南深沢駅の間、大船行きの列車が走行中、道路で作業していた重機とが衝突したもので、地上を通る鉄軌道とはちがい、道路空間が鉄道線路になるので、その空間の判断がつかなかったのでしょう。
グーグルストリートビューから、こんな感じでモノレールが行きます。
走行できなくモノレール列車は、お客さんをそのまま降ろせるわけがなく、クレーン車で少しずつ降ろさざるを得なかったようです。
モノレールは、懸垂式、跨座式問わず、地上を通っていませんので、万一の際の避難路が無いですね。
今回は、地上道路の車との衝突でしたが、もし車両火災が発生したら、完全に避難路はありません。
この事故を見て、防火対策が完全でなければ、と思います。
(※)
今回の事故現場、グーグルストリートビューで場所を見てみようと思いましたが、結局場所が特定できず、本記事の公開が遅れてしまいました。
TBS-NEWS:神奈川・鎌倉市、湘南モノレールと重機が接触事故
湘南モノレールは、いわゆる懸垂式モノレールで、道路上の空間に設けられた軌道桁から車両がぶら下がって走行するタイプです。
道路上の空間なので、本来は軌道法の適用となりますが、走行する道路は元々は京浜急行のバス専用道路であったことで、軌道ではなく、当時の地方鉄道法の適用となりました。
今は京浜急行バス道路は一般道路として共用されていますが、湘南モノレールはそのまま鉄道の扱いです。
道路上に何か連続した箱が続いているように見えます。事故の概要は、1日の午後9時半ごろ、鎌倉市内の湘南モノレール、西鎌倉駅から湘南深沢駅の間、大船行きの列車が走行中、道路で作業していた重機とが衝突したもので、地上を通る鉄軌道とはちがい、道路空間が鉄道線路になるので、その空間の判断がつかなかったのでしょう。
グーグルストリートビューから、こんな感じでモノレールが行きます。
走行できなくモノレール列車は、お客さんをそのまま降ろせるわけがなく、クレーン車で少しずつ降ろさざるを得なかったようです。
モノレールは、懸垂式、跨座式問わず、地上を通っていませんので、万一の際の避難路が無いですね。
今回は、地上道路の車との衝突でしたが、もし車両火災が発生したら、完全に避難路はありません。
この事故を見て、防火対策が完全でなければ、と思います。
(※)
今回の事故現場、グーグルストリートビューで場所を見てみようと思いましたが、結局場所が特定できず、本記事の公開が遅れてしまいました。