JR西日本は、アーバン区間(京阪神都市圏鉄道)の一部区間で設定している昼間割引特別きっぷ(通称:「昼特」)の廃止とICカード城者健ICOCAに新たな割引ポイントサービスを始めると発表しました。
JR西日本からのお知らせ:「昼間特割きっぷ」の発売延長とその後の発売終了について
JR西日本からのお知らせ:ICOCAのご利用に応じた新たなポイントサービスの導入について
鐡道新聞web版記事:JR西日本、ICOCAの利用に応じた新たなポイントサービスを導入へ
この話題はツイッターで大変大きく、おそらくは関西の巷でも大きな話題だったろうと思います。
昼間特別割引乗車券というものは、特別企画乗車券として、発売期間と区間を限定して発売するもの。通常の普通回数券が11枚つづりで9.1%引きに対して、この昼特は6枚つづりで割引率は区間によってまちまち。一番需要の多い京都~大阪間のものは、普通運賃560円に対して、6枚つづり発売額3500円、一枚当たり350円、割引率37.5%引きです。有効期間は、普通回数券と同じく、発売日から3か月。
このような高割引なのは、並行する私鉄各線よりJR線は極めて高く、誘客効果を狙ったものですね。
ゆえにこうした高割引商品であること、さらに磁気券で一枚づつばらばらなので、金券屋で販売されることが大変多く、関西地区のJR西日本駅前や近くには、金券屋が店を開いています。
先ほど「需要が高い、京都~大阪間」という表現を用いましたが、京都駅周辺・大阪駅周辺は金券屋の店が多く、昼特が飛ぶように売れていきます。
JR西日本からのお知らせで「昼特きっぷの発売園長」という文字がありますが、前記の通りこれは特別企画乗車券で、発売期間が定められているもので、現在は「2017年(本年)9月30日までの発売期間」ということになっています。なので、毎年この時期に「昼特発売期間の延長お知らせ」というものが出されておりました。
それが今年も出されましたが、時期の発売期で終える、ということを明示しています。ある意味親切ですね。発売期間が2017年9月30日までなので、それ以降新たな発売のお知らせが出されない以上、もう「発売は無い」ものなのですが、わざわざ発売終了を謳っています。
これに代わる?、ICOCAのポイントサービスは、2018年秋に始まる、ということだけでまだ詳細は分かりません。全てのICOCAが対象なのか、記名式だけなのか、JR東日本のようなポイントクラブ入会方式なのか、どうなるのかはわかりません。
磁気券の存在が気になったのでしょうか、ICカードへの移行を促したい、意図のように感じられます。
***
・・・とすると、我が地元の鉄道、名鉄の名古屋特割30の今後が気になります。こちらも特別企画乗車券のもので、一部駅と名鉄名古屋駅・金山駅間が約30以上の割引率で販売されております。
私もこれを利用しており、たしかに日頃から気になっていました。IC乗車券化を推し進める中、このような発売数量の多い名古屋特割30はどんなものだろうかと。IC化するなり、manacaに載せられないものかと、これを名鉄の人に話したら、そうですねぇ、とだけ。
ちなみに名古屋特割30は、そのままではmanacaには載せられません。情報トラックの要領で載らない(載せられない)ようです。
JR西日本からのお知らせ:「昼間特割きっぷ」の発売延長とその後の発売終了について
JR西日本からのお知らせ:ICOCAのご利用に応じた新たなポイントサービスの導入について
鐡道新聞web版記事:JR西日本、ICOCAの利用に応じた新たなポイントサービスを導入へ
この話題はツイッターで大変大きく、おそらくは関西の巷でも大きな話題だったろうと思います。
昼間特別割引乗車券というものは、特別企画乗車券として、発売期間と区間を限定して発売するもの。通常の普通回数券が11枚つづりで9.1%引きに対して、この昼特は6枚つづりで割引率は区間によってまちまち。一番需要の多い京都~大阪間のものは、普通運賃560円に対して、6枚つづり発売額3500円、一枚当たり350円、割引率37.5%引きです。有効期間は、普通回数券と同じく、発売日から3か月。
このような高割引なのは、並行する私鉄各線よりJR線は極めて高く、誘客効果を狙ったものですね。
ゆえにこうした高割引商品であること、さらに磁気券で一枚づつばらばらなので、金券屋で販売されることが大変多く、関西地区のJR西日本駅前や近くには、金券屋が店を開いています。
先ほど「需要が高い、京都~大阪間」という表現を用いましたが、京都駅周辺・大阪駅周辺は金券屋の店が多く、昼特が飛ぶように売れていきます。
JR西日本からのお知らせで「昼特きっぷの発売園長」という文字がありますが、前記の通りこれは特別企画乗車券で、発売期間が定められているもので、現在は「2017年(本年)9月30日までの発売期間」ということになっています。なので、毎年この時期に「昼特発売期間の延長お知らせ」というものが出されておりました。
それが今年も出されましたが、時期の発売期で終える、ということを明示しています。ある意味親切ですね。発売期間が2017年9月30日までなので、それ以降新たな発売のお知らせが出されない以上、もう「発売は無い」ものなのですが、わざわざ発売終了を謳っています。
これに代わる?、ICOCAのポイントサービスは、2018年秋に始まる、ということだけでまだ詳細は分かりません。全てのICOCAが対象なのか、記名式だけなのか、JR東日本のようなポイントクラブ入会方式なのか、どうなるのかはわかりません。
磁気券の存在が気になったのでしょうか、ICカードへの移行を促したい、意図のように感じられます。
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・・・とすると、我が地元の鉄道、名鉄の名古屋特割30の今後が気になります。こちらも特別企画乗車券のもので、一部駅と名鉄名古屋駅・金山駅間が約30以上の割引率で販売されております。
私もこれを利用しており、たしかに日頃から気になっていました。IC乗車券化を推し進める中、このような発売数量の多い名古屋特割30はどんなものだろうかと。IC化するなり、manacaに載せられないものかと、これを名鉄の人に話したら、そうですねぇ、とだけ。
ちなみに名古屋特割30は、そのままではmanacaには載せられません。情報トラックの要領で載らない(載せられない)ようです。