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Channel: mitakeつれづれなる抄
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回転寿司でシャリを残す最低の人

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 先日、あるテレビ番組を見ていたら、昨今は回転寿司でシャリだけを「あえて」残す人がいるという話題をやっておりました。
 実は、この回転寿司でシャリを残すという話は私も存じており、なんでも糖質制限で、ご飯のシャリを残すのだそうです。
 実際に映像で見たのは、このTVで初めてでしたが、皿がいくつか積みあがっており、その最上段に頂かなかったシャリだけが何個か残っています。
 なんとももったいない映像。目と心が痛む光景です。
 TVでは街の声としてインタビューの様子が写っていましたが、肯定派。否定派それぞれの声がありました。
 否定派で当然、だと思いますが、幾人かは理解できるという方も。

 その肯定派の意見の中にあった「お金払っているから、食べようと残そうと、それは払った人の勝手」という何とも目がつぶれることを言う女がいました。若い女性のかたですが、どういうつもりで発しているんでしょうね。その者が残しているわけではないですが、食べ藻を「お金払っているから」の理屈で語られるのは、一番最低なことだと考えます。
 よく、学校給食で頂く前に、手を合わせて「頂きます」をするの、止めさせたいというPTAの方がいます。
 その理屈は、給食費を祓っているのに、なぜ「頂きます」なの!というもの。

 食べ物は、工場で生産されるわけではありません。太陽の恵み、水の恵み、地の恵みによって作物ができ、そしてそれを運ぶ人がいて、それから作る人がいて、やっと我々の口に入ります。
 太陽の恵み、水の恵み、地の恵みは、言い方を変えると作物の命です。
 この命を頂いてこそ、「頂きます」で、作物の命を我々につなげられます。

 お金払っているから、という理屈はどこにもありません。
 このブログ読者様なら同じ考えだと思いますが、もし検索か何かでお越しいただき、シャリを残すに肯定の方がいたら、小一時間説教をしようと思います。・・・と書きましたが、どうせ、何処までも基本的な考えは平行線でしょうし、理解できる要素はないと思いますので、説教は止めときます。

 ただ、こうしたシャリは欲しくない、しかし上に載っている刺身は欲しい、という需要は理解できます。
 ある意味、すき間産業ですね。
 なんでも、回転寿司の中には、シャリ抜きの注文に応じて頂ける店舗もあるそうですので、そういた店を上手に使うことですね。
 そして回転寿司に限らず、バイキングなどでも、食べられる分量だけを取り、取った分は必ず頂く。そういうことを実践していただきたいと思います。
 世の中、何がいけないか、この食べ物を粗末にすることほど最低なことはありません。

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