今日は2017年4月14日。熊本地震から1年です。2016年4月14日の夜、U-stormの鉄道チャンネル、生放送を見ていると、コメントで「地震があったらしい」と。すると隣室のNHKラジオで地震速報らしい語り口調で何か始まり、耳を澄ますと九州地方で地震があったとのこと。
その時は、「地震があった」程度だったと記憶していますが、その後熊本県熊本地方の最大震度が7と伝えており、身が震えたのを覚えております。
震度7、未曾有の地震。鉄道チャンネルの生放送は時間通り夜10時まで見て、その後は地震情報を掴むために、気象庁など各方面のwebへアクセスでした。
改めて熊本地震の地震そのものを記してみると、発震時刻が2016年4月14日21時26分、熊本県熊本地方に震央があり、M6.5、最大震度が益城町で7というもの。
これを受けて気象庁は、翌4月15日にこの地震を、「平成28年熊本地震」と命名しました。
しかしさらにその翌日、4月16日未明の1時25分にM7.3、当初の震度速報では最大震度6強の地震が発生し、当初の震度速報では、震度は下回り余震とされていましたが、地震の規模(マグニチュード・M)はこちらの方が上回るため、4月16日発生地震の方が本震とされたものです。
4月16日の地震では、地震計の伝送では、最大震度が6強でしたが、2日前の地震で震度7を記録した益城町に設置地震計が、震度7を記録していたのが数日後に分かり、最大震度が訂正され、一つの地点で短い間隔で震度7を記録する、稀有な現象でした。
同時に、4月14日夜の地震は前震で、世間に前震という言葉と、そういうものがあることが知れ渡る契機となりました。
しかしならが「前震」というと、この熊本地震の4月14日地震のことを指すような使い方をされる例が散見され、気になっております。
さらに、4月16日未明の地震は、規模が大きかった分、揺れの範囲がぐっと広がり、有明海に一時ツン毎注意報が発表されました。
また大分県にも被害域が広がり、日田や湯布院でもかなりの揺れがあり、被害が発生しています。ただマスコミの報道が、どうしても固まってしまいますので、なかなか地震の災害被害(震災)の全体像は掴めないものです。
熊本地震では、熊本城の被害が深刻です。石垣が崩れているのは、地震動の揺れの周期が為せるところです。
あのような角度の構築物は、キラーパルスと呼ばれる周期の地震動には弱く、石垣が崩壊してしまいました。
しかし天守閣自体は、瓦がずり落ちたおのの、建物本体はしっかりと残り、加藤清正の思想で建物を守ったともいえるそうです。
1995年1月17日の、兵庫県南部地震に因る阪神・淡路大震災、2011年3月11日の、東北地方太平洋沖地震に因る東日本大震災に続く、日本を震撼する地震です。
それらの災害でもいえることですが、これを語り継いでいかねばなりません。直接被災してなくても災害報道を通じて、「その時間」を共有した者にとって。
被災された方々や熊本県自体の早期復興を願って、くまモン体操です。熊本サプライズ、熊本県の名所などが織り込まれているものです。
くまモン体操
こちらは、熊本城のうた。本能寺の変のエグスプロージョンによるものです。熊本城の早期復興を願って。
熊本城のうた ‐ エグスプロージョン
熊本城は、とりあえず数年のうちに天守閣部分を復旧させ、さらに20年かけ全体を修復するそうです。
石垣の石も転がった石を元通り組み直す、途方もない作業が待っています。
しかし、長い熊本城の歴史、こんな姿を見るのも今のうちかもしれません。
復興途上の熊本城や、熊本県地方を見るのも、復興の手助けになります。
今年の桜の時期は、城内の行幸坂が歩く人に限り、日付限定で解放されました。
行幸坂(みゆきざか)は、熊本市でも有数の桜の名所です。
その時は、「地震があった」程度だったと記憶していますが、その後熊本県熊本地方の最大震度が7と伝えており、身が震えたのを覚えております。
震度7、未曾有の地震。鉄道チャンネルの生放送は時間通り夜10時まで見て、その後は地震情報を掴むために、気象庁など各方面のwebへアクセスでした。
改めて熊本地震の地震そのものを記してみると、発震時刻が2016年4月14日21時26分、熊本県熊本地方に震央があり、M6.5、最大震度が益城町で7というもの。
これを受けて気象庁は、翌4月15日にこの地震を、「平成28年熊本地震」と命名しました。
しかしさらにその翌日、4月16日未明の1時25分にM7.3、当初の震度速報では最大震度6強の地震が発生し、当初の震度速報では、震度は下回り余震とされていましたが、地震の規模(マグニチュード・M)はこちらの方が上回るため、4月16日発生地震の方が本震とされたものです。
4月16日の地震では、地震計の伝送では、最大震度が6強でしたが、2日前の地震で震度7を記録した益城町に設置地震計が、震度7を記録していたのが数日後に分かり、最大震度が訂正され、一つの地点で短い間隔で震度7を記録する、稀有な現象でした。
同時に、4月14日夜の地震は前震で、世間に前震という言葉と、そういうものがあることが知れ渡る契機となりました。
しかしならが「前震」というと、この熊本地震の4月14日地震のことを指すような使い方をされる例が散見され、気になっております。
さらに、4月16日未明の地震は、規模が大きかった分、揺れの範囲がぐっと広がり、有明海に一時ツン毎注意報が発表されました。
また大分県にも被害域が広がり、日田や湯布院でもかなりの揺れがあり、被害が発生しています。ただマスコミの報道が、どうしても固まってしまいますので、なかなか地震の災害被害(震災)の全体像は掴めないものです。
熊本地震では、熊本城の被害が深刻です。石垣が崩れているのは、地震動の揺れの周期が為せるところです。
あのような角度の構築物は、キラーパルスと呼ばれる周期の地震動には弱く、石垣が崩壊してしまいました。
しかし天守閣自体は、瓦がずり落ちたおのの、建物本体はしっかりと残り、加藤清正の思想で建物を守ったともいえるそうです。
1995年1月17日の、兵庫県南部地震に因る阪神・淡路大震災、2011年3月11日の、東北地方太平洋沖地震に因る東日本大震災に続く、日本を震撼する地震です。
それらの災害でもいえることですが、これを語り継いでいかねばなりません。直接被災してなくても災害報道を通じて、「その時間」を共有した者にとって。
被災された方々や熊本県自体の早期復興を願って、くまモン体操です。熊本サプライズ、熊本県の名所などが織り込まれているものです。
くまモン体操
こちらは、熊本城のうた。本能寺の変のエグスプロージョンによるものです。熊本城の早期復興を願って。
熊本城のうた ‐ エグスプロージョン
熊本城は、とりあえず数年のうちに天守閣部分を復旧させ、さらに20年かけ全体を修復するそうです。
石垣の石も転がった石を元通り組み直す、途方もない作業が待っています。
しかし、長い熊本城の歴史、こんな姿を見るのも今のうちかもしれません。
復興途上の熊本城や、熊本県地方を見るのも、復興の手助けになります。
今年の桜の時期は、城内の行幸坂が歩く人に限り、日付限定で解放されました。
行幸坂(みゆきざか)は、熊本市でも有数の桜の名所です。