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Channel: mitakeつれづれなる抄
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日本の鉄道営業制度に外国人ががっかりすることも

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 東洋経済オンライン記事からです。日本を観光する外国人が、国内の鉄道を利用するにあたって、使い難かったりがっかりすることが多いそうです。
記事:外国人ガッカリ!日本の鉄道「期待外れ」10選 副題:言われてみれば日本人も納得?意外な欠点

 新幹線はトンネルばかりでさっぱり外が見えないなど、旅の楽しさを削がれることに続いて、この中で最大に気になったのは、ジャパンレールパス(JAPAN RAIL PASS)で、東海道・山陽・九州新幹線ののぞみ号みずほ号に乗れず、がっかりする方が多いそうです。
 東海道新幹線は、今やのぞみ号かこだま号ばかりですね。長距離移動の場合は数少ないひかり号に限定されてしまうわけで、どの程度窓口でトラブル→がっかりにつながっているのかは分かりませんが、看板列車である、のぞみ号・みずほ号に乗れないのは、不親切中の不親切です。
 このジャパンレールパスの取り扱い方を調べに駅長室まで行って、通達集を見てきました。
 そこで乗れない列車として、当時、のぞみ号の記載があり、些かビックリした次第です。まだその頃はそれなりに、ひかり号がありましたけど、今はのぞみ号ばっかりですね。九州新幹線もみずほ号が登場して、乗れない列車が増えました。

 ※ジャパンレールパス
 訪日外国人用の、国鉄時代から発売している企画乗車券で、JR線全線有効のフリー乗車券、7日有効券、14日有効券、21日有効券のそれぞれ普通車用とグリーン車用とがあり、急行料金部分も含まれ、特急列車・急行列車もそのまま乗車できます。
 JRの鉄道線の他、高速バスを除くJRバス各社の路線も乗車できます。
 座席や寝台の指定を受ける際は、窓口で0円発行の指定券の交付を受けます。

 このジャパンレールパスは、短期のビザで入国する外国人が対象ですが、国外に居住している日本国籍がある日本人も購入・使用が可能です。

 ジャパンレールパスは、あくまでJR線のみなのですが、外国人には、何がJR線で何がそのほかの民鉄各線なのか判断がつかず、たまにジャパンレールパスを民鉄改札で見せて、「もしもし」と別払いを求められることはあるようですし、実際に岐阜市営バスで、まだ前乗り先払いだった当時、ジャパンレールパスを見せて乗ろうとした外国人一行がいて、運転士が制止、別払いである旨を案内してました。(身振り手振りで)

 話は若干それますが、、この新幹線、のぞみ号みずほ号はいわゆる企画切符はことごとく排除しています。ジパング倶楽部で発売の特別急行券、フルムーン夫婦グリーンパスなどでは乗れません。
 JR東海だけでなくJR西日本もこの制限で、稼ぎ頭で、旅客需要も旺盛なのぞみ号、そんな割引旅客は乗らなくてよい、という感じがしてどうもねぇ・・・。
 ひかり号は、そうしたお客さんの救済用にも感じてしまいます。実際にはひかり号は今や東京~名古屋間ノンストップは無く、途中駅にいろいろ停車するパターンの列車です。

 あと、記事で日本の鉄道でがっかりの点として、折角の観光地を行く鉄道車両なのに、都会の通勤型車両そのもので、窓に沿った長い腰掛で、外が上手く見られない、というのもありました。
 こういう点は日本の方はどう思っていらっしゃるのでしょうね。

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