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Channel: mitakeつれづれなる抄
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鉄道の線路内(軌道内)歩行は本当に危険か

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 妙なタイトルを付けてしまいました。先日のJR西日本奈良線の宇治市内で、勝手踏切とも呼ばれる、踏切ではないところで住民が勝手に線路を渡るの件に関連して、ふと思ったこと。
 この勝手踏切は、赤道(あかみち)と呼ばれる法定道路外の地域の人の通路の途中に鉄道線路が後から設けられたため、そこを踏切とせず、慣例的に線路内を人が渡っていたもので、危険と言えば大変危険です。
 奈良線は、単線ながら快速運転もあり、時間当たり片道5本運転されていますので、往復にすれば、一時間に10回電車がき来ます。
 踏切警報機もないところで横断するのは、非常に危険です。

 で、です、もう時効の話になりそうなのでここでちょっと書いてみますが、まだ岐阜県で名鉄の谷汲線があったころ、谷汲駅から旧結城駅の方へ線路沿いの県道、どこか撮影できそうなところを探しながら歩きました。
 しかしこの県道は歩道が無く、名目的な路側帯があるのみ。たまに通るダンプが危ない危ない。
 道路交通法では歩行者の保護の精神から、歩行者のそばを通る場合は、十分な距離を空け、さらに徐行が義務付けられていますが、そんな「道路交通法は守らない」のが常識だというのが常識な世の中、この道路を歩くと危ない、の判断で途中から谷汲線の線路内(軌道内)を歩くことにしました。
 こんなことを書くと「何処を歩くんや!」と怒られそうですが、そんな自動車にはねられることを心配するぐらいなら、電車の時刻が読める鉄道線路内の方が安全なので、線路内(軌道内9を歩くことにしました。
 定期列車の時刻が分かっていても臨時列車があると危ないのでは!?とも言えそうですが、この日は、臨時列車運行の当日、一度電車が入っていけば、次の電車がくるまで、10数分は絶対に来ない、というロジックがあります。

 こういうことが分かるので、「建前で」歩行者保護を謳っている道路と、入ってはいけないとされる鉄道線路内とを比べて、この谷汲線に関しては線路内の方が安全である、との認識で、線路内を歩くことにしました。

 ふと、そんな昔のことを思った次第です。
 これは谷汲線という超ローカル線だからできたことで、これが他の路線であれば、やっぱり危険です。
 そこははっきりと述べておかねばなりません。
 ましてや、導入部で例えに出した、JR西日本の宇治市内奈良線は、列車速度も高く、勝手踏切の閉鎖はやむを得ないものと考えます。

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