一昨日29日のニュースでやっておりましたが、福島県内で、東京電力旧福島第一発電所の原子炉から発生した放射性物質の仮置き場として埋め立てられた土地が、その後一般に分譲され、購入者が住居用として建物を建ててから、廃棄放射性物質の仮置き場だと分かり、しかもその放射性物質が埋められている部分に建物が建ってしまい、どうしようもなくなっている、ということを報じていました。
このニュース、探しましたが、どの局か記憶が無く、東京キー局のニュースwebを見ましたが、掲載しなかったのか、削除の後なのか、見当たりませんでした。
見た記憶で、かいつまんで書きますと、福島県内で新しく家を建てて住んでいる一家で、なぜ掘り出したのかは見ませんでしたが、地面の下に黒い袋が見つかり放射性物質と書かれていました。
つまり福島第一原子力発電所の廃炉作業で発生した放射性物質を入れる袋。この仮置き場だった土地ですが、そのことは分譲主も知っていました。
家の主は知っていたのかな。ただ、放射性物資の埋設部分を示した、土地の図面がありますが、これの図面上の位置と、実際の埋設位置とが違っており、、この埋設位置を図示された通り信じて家を建てたら、図面と違った位置、すなわち建物の下に放射性物質が残ったままとなった、ということ。
このことを福島県の担当者に質すと、放射性物質の埋設位置を示した図面は、大まかな位置に過ぎなく、正確に示した図面は別にあるとのこと。
ただ、この正確な図面は一般には出していない、のだそうです。
こういう内容のニュースでしたが、この映像を見て早速思ったことは、役所というところは「姑息」という言葉がぴったりなのでは。
文化庁国語審議会で、言葉の誤用のトップに現れる「姑息」、本来は「一時的なその場しのぎ」の意味なのですが、それが転じて、卑怯の意味で使う方が多いとされています。
役所は、この一時的なその場しのぎが多いところの印象があり、この放射性物質の埋設位置を図示した図面を、適当に作った結果、こうなったというものです。
しかしこの件では、なぜか正確な位置を示した図も作っていたということなのですが、なぜこれを一般に出さなかったのだろう。
とにかく役所、というところは姑息という言葉がぴったりな場面。
交通ネタに結び付けますが、名古屋のあおなみ線。
利用者が年度を追うごとに増えると予想しての開業。
しかし実際には、バラ色予想とは違い、厳しい状況。そしてとうとう会社経営破たんまできたしました。
どの役所のどの部門の人がこんな予測したのだろう。
同じことは、藤が丘からのリニモ(愛知高速交通)もそう。こちらも年度を追うごとに利用者が増えると予測したものの、実際には増えることも無く、厳しい運営状況。
ただこちらは、2005年の万博輸送でかなり潤った結果、厳しい経営になるのに時間がかかりました。
あおなみ線も、リニモも、さらに既に廃止されましたが、小牧のピーチライナー、なぜ、こんなバラ色の利用者予測を出したのだろう。
開業ありきの、利用者が増える予測を出したものとしか思えません。
このニュース、探しましたが、どの局か記憶が無く、東京キー局のニュースwebを見ましたが、掲載しなかったのか、削除の後なのか、見当たりませんでした。
見た記憶で、かいつまんで書きますと、福島県内で新しく家を建てて住んでいる一家で、なぜ掘り出したのかは見ませんでしたが、地面の下に黒い袋が見つかり放射性物質と書かれていました。
つまり福島第一原子力発電所の廃炉作業で発生した放射性物質を入れる袋。この仮置き場だった土地ですが、そのことは分譲主も知っていました。
家の主は知っていたのかな。ただ、放射性物資の埋設部分を示した、土地の図面がありますが、これの図面上の位置と、実際の埋設位置とが違っており、、この埋設位置を図示された通り信じて家を建てたら、図面と違った位置、すなわち建物の下に放射性物質が残ったままとなった、ということ。
このことを福島県の担当者に質すと、放射性物質の埋設位置を示した図面は、大まかな位置に過ぎなく、正確に示した図面は別にあるとのこと。
ただ、この正確な図面は一般には出していない、のだそうです。
こういう内容のニュースでしたが、この映像を見て早速思ったことは、役所というところは「姑息」という言葉がぴったりなのでは。
文化庁国語審議会で、言葉の誤用のトップに現れる「姑息」、本来は「一時的なその場しのぎ」の意味なのですが、それが転じて、卑怯の意味で使う方が多いとされています。
役所は、この一時的なその場しのぎが多いところの印象があり、この放射性物質の埋設位置を図示した図面を、適当に作った結果、こうなったというものです。
しかしこの件では、なぜか正確な位置を示した図も作っていたということなのですが、なぜこれを一般に出さなかったのだろう。
とにかく役所、というところは姑息という言葉がぴったりな場面。
交通ネタに結び付けますが、名古屋のあおなみ線。
利用者が年度を追うごとに増えると予想しての開業。
しかし実際には、バラ色予想とは違い、厳しい状況。そしてとうとう会社経営破たんまできたしました。
どの役所のどの部門の人がこんな予測したのだろう。
同じことは、藤が丘からのリニモ(愛知高速交通)もそう。こちらも年度を追うごとに利用者が増えると予測したものの、実際には増えることも無く、厳しい運営状況。
ただこちらは、2005年の万博輸送でかなり潤った結果、厳しい経営になるのに時間がかかりました。
あおなみ線も、リニモも、さらに既に廃止されましたが、小牧のピーチライナー、なぜ、こんなバラ色の利用者予測を出したのだろう。
開業ありきの、利用者が増える予測を出したものとしか思えません。