京都新聞web版記事からです。滋賀県は、訪日観光客を滋賀県内に呼び込もうと、関空特急「はるか」の臨時列車が、湖西線内まで運行する見通しとなった、ということだそうです。
記事:「はるか、湖西線1日限定運行へ 訪日客専用で見通し」
滋賀県は、湖西線の利便性を高めようと、地元自治体とプロジェクトチームをつくり、利用促進や防風対策をJR西日本に要望している、という。
この訪日観光客専用はるかは、一日限定で運行とのこと。
新聞記事だけではよく分からないのは、特急「はるか」として団体客専用で走行するのか、単に281系電車使用の貸切列車として運行するのか。
滋賀県の湖西地方の観光客誘致ですね。
坂本駅など、比叡山に近い所です。
滋賀県がJR西日本に要望しているという「防風対策」とは、湖西線は比叡山系の東麓を通り、さらに全線高架構造から冬の季節風の影響をもろに受けます。
比叡颪(ひえいおろし)というもので、大変風が強く、湖西線は冬形天気になれば、風による運転規制がかかるのが常で、湖西線内ローカル列車は運休、大阪駅から北陸方面特急列車は、東海道本線米原駅経由で運転します。
この米原経由は、ダイヤには入っていませんが、「影スジ」と呼ばれる、「もし迂回すればこのダイヤで走行する」という「隠れダイヤ」が用意されており、東海道本線のローカル列車の退避や時刻変更が用意されていまして、いざ迂回となるととてもスムーズに行きます。
このような団体専用列車の話題は、私はあまり関心が無いのですが、関空特急「はるか」の将来的な湖西線旅客誘致もありうるだろうと、ブログ記事にしてみました。
なお、湖東線とも呼ばれる、東海道本線の草津・米原方面へは、夜間の車両滞留を目的に、米原駅まで1日2往復の列車があります。
ただあくまで車両滞留目的で、観光客誘致を目的としたものではなく、夜遅い米原行きと、早朝の関西空港行きだけです。
記事:「はるか、湖西線1日限定運行へ 訪日客専用で見通し」
滋賀県は、湖西線の利便性を高めようと、地元自治体とプロジェクトチームをつくり、利用促進や防風対策をJR西日本に要望している、という。
この訪日観光客専用はるかは、一日限定で運行とのこと。
新聞記事だけではよく分からないのは、特急「はるか」として団体客専用で走行するのか、単に281系電車使用の貸切列車として運行するのか。
滋賀県の湖西地方の観光客誘致ですね。
坂本駅など、比叡山に近い所です。
滋賀県がJR西日本に要望しているという「防風対策」とは、湖西線は比叡山系の東麓を通り、さらに全線高架構造から冬の季節風の影響をもろに受けます。
比叡颪(ひえいおろし)というもので、大変風が強く、湖西線は冬形天気になれば、風による運転規制がかかるのが常で、湖西線内ローカル列車は運休、大阪駅から北陸方面特急列車は、東海道本線米原駅経由で運転します。
この米原経由は、ダイヤには入っていませんが、「影スジ」と呼ばれる、「もし迂回すればこのダイヤで走行する」という「隠れダイヤ」が用意されており、東海道本線のローカル列車の退避や時刻変更が用意されていまして、いざ迂回となるととてもスムーズに行きます。
このような団体専用列車の話題は、私はあまり関心が無いのですが、関空特急「はるか」の将来的な湖西線旅客誘致もありうるだろうと、ブログ記事にしてみました。
なお、湖東線とも呼ばれる、東海道本線の草津・米原方面へは、夜間の車両滞留を目的に、米原駅まで1日2往復の列車があります。
ただあくまで車両滞留目的で、観光客誘致を目的としたものではなく、夜遅い米原行きと、早朝の関西空港行きだけです。